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リーダーシップ研修(長期)
リーダーシップ研修(長期)について
※以下の情報は、令和7年度研修の募集時の内容であり、あくまで参考情報となります。募集は既に終了しております。
目的
地域における感染症危機管理対応は、公衆衛生、医療提供体制を整備・運用する都道府県等や医療機関において、医療や感染症分野の知見や臨床経験のみでなく、組織のマネジメントや関係機関との調整等に必要なリーダーシップやコミュニケーション等、多様かつ分野横断的な知識やスキルが求められます。本研修は、公衆衛生行政、医療提供体制、感染症疫学や臨床等に関する専門的な知見や経験を有する既存の多様な職種の感染症専門人材に対し、地域における将来の感染症危機への対応においてリーダーシップを発揮する人材として、感染症危機管理に必要な多様かつ分野横断的な知識やスキルの修得や維持・向上を図ることを目的とします。
実施主体
本事業は、厚生労働省から委託を受けた国立研究開発法人国立国際医療研究センターに事務局を設置し、事業を行います。(令和7年4月1日より「国立健康危機管理研究機構」に名称変更)令和7年度研修(長期)について
対象者・受講資格
以下の1~5をすべて満たすものとする。1.将来、地域の感染症危機管理対応においてリーダーシップを発揮し、活躍する意欲のある者
2.本研修の全てのプログラムを受講できる者(他の機関等で提供される研修を除く)
3.都道府県、政令市、特別区及び保健所設置市がある自治体職員※1(保健所職員、地方衛生研究所職員及び医療機関の職員を含む。)
4.若手からミッドキャリア層で、感染症に関連する職務経験※2をもち、その所属機関や所属部署の⾧が適当と認め、推薦する者(55歳以下を目安)
5.国家公務員倫理規定や情報セキュリティポリシー等について理解し、遵守できる者
※1 現在は自治体職員ではないが、派遣時に自治体職員の身分で研修に参加できる者を含む。
※2 感染症に関連する職務経験については、行政、臨床、研究、広報・コミュニケーションなどいずれかの分野を含む。研修生に医療に関連する資格は必ずしも必要ではなく、個々の専門分野に応じた知識と経験を有することが望まれる。
募集期間及び研修期間
募集期間:令和7年1月15日(水)~2月10日(月)16時必着(※募集は終了いたしました)研修期間:令和7年4月1日(火)~令和8年3月下旬 予定
研修生の決定から研修開始までの間で Web面談を行い、実践研修いわゆるOn-the-Job Training (以下、OJT)の期間などを調整します。
研修場所
・厚生労働省(検疫所含む)・内閣感染症危機管理統括庁
・国立国際医療研究センター(令和7年4月1日より「国立健康危機管理研究機構」に名称変更)
・国立感染症研究所(令和7年4月1日より「国立健康危機管理研究機構」に名称変更)
・所属自治体の県庁、保健所、地方衛生研究所(所属経験がない部署とする)
研修内容
1年間、eラーニング、対面研修、研修機関における実践研修(OJT)、フィードバック会、外部講義、机上演習を通して、地域の感染症危機管理においてリーダーシップを発揮する人材に求められる能力(コンピテンシー)の獲得を目指します。研修スケジュール・研修概要
- 令和7年度 研修概要・研修スケジュール案
募集要項・実施要項
- 募集要項
- 実施要項
申込必要書類一覧
- ①衛生主管部局の推薦書(記載例)
- ②所属機関における上長の推薦書(指定)
- ③所属機関の研修推薦・参加承諾書(指定)
- ④研修申込書(指定)
FAQ及び申込・お問い合わせ先について
FAQ
・添付資料リンク申込・お問い合わせ先(お問い合わせは原則、 Emailでお願いします。)
感染症危機管理リーダーシップ研修 事務局
(厚生労働省委託事業:感染症危機管理リーダーシップ人材育成事業)
〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
国立健康危機管理研究機構 危機管理・運営局 企画調整部 政策研究課 研究開発連携室
TEL:03-3202-7181(代表)
Email:le-jinzai★jihs.go.jp (★を@に変えてください。)
研修風景
令和7年9月IDCL(長期)OJT研修の様子(国立健康危機管理研究機構 臨床研究センター)
9月1日より、国立健康危機管理研究機構 臨床研究センターでの研修が開始しました。
9月1日:オリエンテーション
講師:松下由実先生 令和7年度IDCL(長期)研修生
(臨床研究支援部門 臨床研究社育成室 教育研修室長)
令和7年8月29日(金)IDCL(長期)外部講義が行われました。
加藤先生による臨床研究に関する90分の講義と30分の質疑応答を実施しました。
講師:加藤康幸先生(国際医療福祉大学成田病院 国際臨床感染症センター感染症科部長)
「新興感染症の患者に対する医療と臨床研究」
令和7年度IDCL(長期)研修生のみならず、以下のような多様なバックグラウンドを持つ方々にもご受講いただいております:
令和6年度IDCL(短期)修了生 京都大学大学院生
CMTP(日本DMAT)研修生 感染症危機管理専門家(IDES)研修生
令和7年8月28日(木)IDCL(長期)OJT研修の様子(PPE訓練)
国立国際医療センター国際感染症センター院内感染管理室にて、PPE訓練を実施しました。
PPEの訓練をしよう | 国際感染症センター 国際感染症対策室
令和7年8月19日(火)IDCL(長期)OJT研修の様子(堀ノ内病院訪問)
8月18日より、国立国際医療センター国際感染症センター院内感染管理室での研修が開始しました。
8月19日
2025年度感染対策地域連携強化加算カンファレンスとして堀ノ内病院を訪問し、感染対策に関する情報共有と助言を目的としたカンファレンスおよび現場ラウンドに参加しました。
令和7年8月 IDCL(長期)OJT研修の様子(AMR臨床リファレンスセンター)
8月1日より、国立国際医療センター国際感染症センターAMR臨床リファレンスセンターでの研修が開始しました。
AMR臨床リファレンスセンター:薬剤耐性(AMR)対策アクションプランに基づき、AMRに関係する臨床疫学研究とサーベイランス、国民と医療従事者を対象とした幅広い情報提供と教育活動を行っています。
8月1日:オリエンテーション
令和7年度IDCL(長期)研修生 講師:AMR臨床リファレンスセンター 副センター長
松永展明先生
8月13日
講義・実習「耐性菌と抗菌薬データの統計を解釈してみましょう」
J-SIPHE(感染対策連携共通プラットフォーム)についての講義を受け、練習用データを元に分析する実習を行いました。
講師:遠藤美緒先生(写真左)、田島太一先生(写真右)
講義「AMRと下水サーベイランス」
下水・環境水関連のAMRに関する研究の動向などを踏まえた講義を行いました。
令和7年7月31日(木)IDCL(長期)OJT研修(国立感染症研究所 感染症危機管理研究センター発表会)
国立感染症研究所 感染症危機管理研究センターで、齋藤智也先生のご指導のもと、
OJTで得た知見を自治体でどのように活かすのかを発表し、先生方と意見交換を行いました。
令和7年7月25日(金)IDCL(長期)OJT研修(国立感染症研究所 緊急時検査対応図上訓練の様子)
国立感染症研究所 感染症危機管理研究センターにて、空港検疫所において二類感染症の感染疑いが探知された事を想定した、緊急時検査対応図上訓練に参加しました。
講師:国立感染症研究所
感染症危機管理研究センター センター長 齋藤智也先生、危機管理統括部長 関なおみ先生
危機管理企画部 第1室長 吉見逸郎先生、主査 瀬崎貴子先生、
危機管理総括部第3室長 北山朋子先生、危機管理総括部 第2室 主任研究官 太田雅之先生
令和7年7月24日(木)IDCL(長期)机上演習が行われました。
岩橋先生による机上演習が行われました。
講師:岩橋慶美先生(広島県広島市健康福祉局保健部兼西区厚生部医務監)
令和7年6月30日(月)IDCL(長期)OJT研修(応用疫学研究センター発表会)
国立感染症研究所 応用疫学研究センターで、八幡裕一郎先生、島田智恵先生のご指導のもと行ってきたエムポックスとデング熱のリスク評価について発表し、先生方と意見交換を行いました。
令和7年6月26日(木)IDCL(長期)外部講義が行われました。
阿南先生による有事の組織管理に関する90分の講義と30分の質疑応答を実施しました。
講師:阿南英明先生(地方独立行政法人神奈川県立病院機構理事長)「有事の組織管理」
令和7年6月19日(木)IDCL(長期)OJT研修(リスク評価中の様子)
国立感染症研究所 応用疫学研究センターにて、OJT研修として、エムポックスとデング熱のリスク評価を行っています。
令和7年6月5日(木)IDCL(長期)OJT研修 発表・意見交換会
国立感染症研究所 感染症疫学センターで、神垣太郎先生のご指導のもと、これまでの研修をもとにしたサーベイランスデータを活用した考察を発表し、意見交換を行いました。
令和7年5月22日(木)IDCL(長期)OJT研修の様子
OJT研修:感染症危機管理に関わる各関連機関の役割や業務を知り、感染症危機時における分野横断的な調整能力を身につけることを目的として実施。
研修場所:国立感染症研究所(5月~7月)
講師:篠崎夏歩先生「高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)サーベイランス」
令和7年5月21日(水)IDCL(長期)外部講義が行われました。
岡部先生による公衆衛生総論に関する講義とディスカッションを実施し、修了生も参加して議論を深めました。
講師:岡部信彦先生(神奈川県川崎市健康安全研究所参与)「公衆衛生総論」
令和7年4月21日(月)~4月24日(木)IDCL(長期)研修が行われました。
4月21日~22日:対面研修
対面研修:地域の感染症危機においてリーダーシップを発揮する人材に必要な知識の深い理解・定着を促すことを目的として実施。
4月24日:机上演習
机上演習:感染症危機における実務対応を学ぶことを目的に、対面研修の内容を踏まえた演習を実施。修了生も参加し、現場経験を活かした意見交換が行われました。
講師:浦西由美先生(徳島県南部総合県民局保健福祉環境部<美波>副部長兼美波保健所次長)
令和7年4月17日(木)IDCL(長期)の開会式が行われました。
令和7年4月17日(水)、国立健康危機管理研究機構にて、厚生労働省委託事業「感染症危機管理リーダーシップ研修(長期)」の開会式が開催され、自治体からの研修生2名が、個々の研修への意気込みを語りました。
【開会の挨拶】 【厚生労働省ご挨拶】
国立健康危機管理研究機構 厚生労働省 健康・生活衛生局
理事長 國土 典宏先生 感染症対策部 部長 鷲見 学先生
【研修生の言葉】
滋賀県 東京本部 神奈川県 健康医療局 保健医療部 健康危機・感染症対策課
小林 亮太さん 森岡 美香さん